「なんて意味のないことをやったんだろう」・・・と。
そりゃそうですね、毎回書き直さないといけないとか
むしろ手書きのほうが早いです。
ただまあ、前回やろうとしたことを思い出してください。
「D1セルの内容をD2セルにコピーしたかった」んです。
今回は、
貼り付けても参照セル位置が変わらない書き方
について説明していきます。
DELETEキーなどで
クリアしてください。
Aの文字の少し上を見ると
「D2」となっています。
D1セルを再びD2へコピーし
LEVEL3でやったとおり[ファイル]>[オプション]>[数式]の画面を出して
[R1C1参照形式を使用する(R)]のチェックを入れてOKを押します。
左上の赤枠を見てみると「R2C4」とかかれています。
今は赤枠で囲った部分は現在選択されているセルのアドレスが入っていると思ってください。
D2は「縦が2つ目、横が4つ目」、言い換えると「2行4列目」です。
よって、R1C1参照形式ではD2セルは「R2C4」と表記されるわけですね。
続いて、「10」が
入力されたセルをクリックします。
「R1C1」と書いてますね。
さらに「15」が入力されたセルをクリックすると
「R1C2」になっています。

「R2C4」を選んで、「 F2 」を押すと、LEVEL3でもやりましたが「=RC[-3]*RC[-2]」 になってますね。
それではR3C4セルを選んで
「 F2 」を押してから
画像の通りに
セルに「=R1C1*R1C2」と
書いて「Enter」をおしてください。

すると、「150」が出てくるはずです。
それではR3C4のセルをコピーして好きなところへ貼り付けてください。
説明のため、
「R7C6」に貼り付けます。
ちゃんと150が出てきましたね。
ちなみに
今まで説明していませんでしたが画面の4列目の上に
入力した内容が
表示されているのは
気づいてましたでしょうか。
ここには実際にセルの内部に入力した値が入っていますが
そこにも「=R1C1*R1C2」と出ています。
次は[ファイル]>[オプション]>[数式]の画面を出して
[R1C1参照形式を使用する(R)]のチェックを外してOKボタンを押します。
おや?
「=A1*B1」ではなく
「=$A$1*$B$1」に
変わっちゃいましたね。
この「$」記号ですが、参照先を固定したいときにつける記号となっていて
A1を参照したい場合は
A列を固定するために「$A」、1行を固定するために「$1」と
それぞれを組み合わせて使っています。
詳しくは次のページで説明します。
最後に用語の説明です。
どこに貼り付けても同じ場所を参照するような参照方法を
絶対参照といいます。
相対参照、絶対参照それぞれの用途についてはLEVEL6以降で説明します。
0 件のコメント:
コメントを投稿